富士通 FMV A77/D1W M.2 SATA 128GB→ M.2 NVMe 500GB クローン作成
富士通 FMV A77/D1WのSSD交換を行いました。このノートパソコンはCドライブにM.2 SATA 128GB 2280タイプ、Dドライブに2.5インチ1TB HDDを搭載しています。
Cドライブの空き容量がなくなってきたという理由で大きな容量のSSDに交換する依頼を受けて作業を行いました。
OSはWinodows11homeですが元々法人用なのか、C、Dドライブともにビットロッカーで暗号化されています。
最初に裏蓋を外して見たところ、SSDはM.2 SATAだったのですがスロットはNVMeと兼用らしくNVMeが使えないかのかなと考えました。検索したところNVMeが使えたという記事がありそこで手持ちのNVMe SSD(プレクスタPX-512M10PBN 512GB)にクローンを作り交換したところ起動しました。
実際の作業では新にCrucial CT500 を購入してクローンを作成して交換しました。
クローンは EaseUs Todo Backup Free 12.0 (今でもネットを探せばどこかにおいてあると思います)を使っています。インストール後の起動時に最新版に更新するとクローンは作成できなくなるので注意が必要です。ビットロッカーで暗号化されたストレージのクローン化はセクタバイセクタでの作成が必要、という記事をインターネットで見たため通常のクローン化は最初から行わずセクタバイセクタで行いました。作業時間は思ったより短く約15分で終わりました。またクローン化されたSSDでは暗号が解除されています。
SSD交換後はBIOSの起動順番の設定を変更してしています。
Crystal Diskmark
交換前 R:387.4 W:173.9 Sancdisk SDSN8W-128G-1016
交換後 R:3518 W:3311 Crucial T500T50V
Dドライブ R:117 W:115 HDD
起動時間 電源投入からPIN入力画面まで
交換前 27秒
交換後 13秒
かなり速くなりました。
