社交ダンス競技会用音楽再生アプリ 杏(anzu)の紹介
2025年05月28日

1 このアプリの目的と製作理由、特長
[経緯]
- 千葉県ダンススポーツ連盟では、競技会で音楽の再生を行うときに複数のMD再生機を同時に使用して曲種ごとに使い分けてきました。今後MD機器の操作からパソコンによる再生にスムーズに移行するためにはパソコンでの再生アプリに現在のMD再生機に近い操作性が必要であると考えています。しかしながら現時点ではそういう再生アプリは存在していないため再生アプリを作成することにしました。
[特長]
- 6個の画面(テキストボックス)があり、それぞれの画面に音楽ファイル(mp3またはwavのみ)をドラッグ・アンド・ドロップ(以下DnDと呼称する)して順に並べることができます。画面は左からA群、B群、C群、D群、E群、F群と呼びます。
- 想定している使い分けの例 各群の使い分けとしては以下の様な内容を想定しています。
A:ワルツ B:タンゴ C: ヴィエニーズワルツ D: スローフォックストロット E: クイックステップ F:その他(案内、ブルース、など)
A:サンバ B:チャチャチャ C:ルンバ D:パソドブレ E:ジャイブ F:その他(案内、ジルバ、マンボなど)
- 各群での曲数の制限はありません。ただし曲が多くなると動作が重くなります。曲の番号は3桁表示としています。
- 曲の番号を分けることにより、1~19はN(ノービス)級と数字級、21~99は一般級、101はオナーダンス用などの様に使うことができます(この番号の編集作業は一旦エクセルに書き出しておこないます)。
- 曲の再生時間を一律に設定することができるので、予め曲の長さを短くしておく必要がありません。
- DnDされた曲を含めて全ての設定項目とフラグを保存して保存した設定を復元することができます。
2 使い方
- 圧縮ファイルは解凍して適当なフォルダに置いてください。レジストリは使用しませんので不要な時はフォルダごと削除してください。
- MaCafeeなどのマイクロソフト以外のセキュリティソフトがあると解凍後実行できないか、exeファイルが削除されることがあります。その場合には該当するセキュリティソフトをアンインストールしてください。アンインストール後はwindowsの標準セキュリティソフトDefenderが起動します。一般的な使い方ではDefender 以外の有料セキュリティソフトを使う必要はありません。